PRODUCER INTERVIEWS ここでしか出会えない味がある。風土が育てた海と大地のごちそう。

青森(夏泊・浅虫温泉)でしか出会えない味がある。風土が育てた海と大地のごちそう。
陸奥湾のホタテ
陸奥湾のホタテ

旨味と甘みが豊富な陸奥湾の
ホタテがおいしい理由。

生産者:角谷干城

生産者:角谷干城

陸奥湾のホタテは3年もの歳月をかけて、ゆっくりと育てられています。八甲田山系や白神山系から流れ込むミネラル豊富な伏流水と 比較的穏やかな海流に守られながら、じっくりと旨味を蓄えていくのです。「なんといっても、陸奥湾のホタテは旨味が濃くて身質がやわらかいんだわ」と話すのは、漁師の角谷干城さん。
北海道では稚貝を海底に放流して育てることが多いので、貝の運動量の多さからコリッとした食感のものが多い。 それに対して陸奥湾ではホタテをロープに吊るして海中で育てます。ホタテが生育する海域には植物性プランクトンが豊富な上、動かずに栄養をじっくり吸収するため、貝柱はふっくら、甘みもたっぷり。噛みしめるほどに広がる旨味は格別のおいしさです。

またホタテはかなりデリケートなめ、ちょっとした環境の変化がストレスになって、どんどん味が落ちてしまいます。角谷さんは水揚げ後、水槽内の温度管理を徹底することでストレスを与えないよう細心の注意を払います。

そうして届けられるホタテは生でも食べられるほどの新鮮さ。それを殻ごと豪快に浜焼きにして味わうのは、産地じゃないとできない贅沢な食べ方です。両面をじっくり焼くと、貝の中の海水がぐつぐつと煮立ち蒸し焼きに。蒸気とともに貝がふっと開くと、中からは大きくてぷりっとした身が現れます。熱によって甘みと旨味が濃密になったホタテを熱々のうちにどうぞ。青森の地酒ともよく合います。

近年、海水温の上昇や雪解けの時期の変化により、育成途中で死んでしまうホタテが増えているそうです。「この60年で今が一番少ないかもしれない」と角谷さんが語るように、海の変化はホタテの養殖にも影を落としています。

それでも、積み重ねてきた養殖の技術と丁寧な管理によって、角谷さんのホタテは今も高い品質を保ち続けています。陸奥湾に育まれた今だけの贈り物を、ぜひ味わってください。

生産者:角谷干城
野辺地葉つきこかぶ
野辺地葉つきこかぶ

極上のみずみずしさ。
野辺地葉つきこかぶとは。

生産者:村山玲央

生産者:村山玲央

陸奥湾のホタテは3年もの歳月をかけて、ゆっくりと育てられています。八甲田山系や白神山系から流れ込むミネラル豊富な伏流水と 比較的穏やかな海流に守られながら、じっくりと旨味を蓄えていくのです。「なんといっても、陸奥湾のホタテは旨味が濃くて身質がやわらかいんだわ」と話すのは、漁師の角谷干城さん。
北海道では稚貝を海底に放流して育てることが多いので、貝の運動量の多さからコリッとした食感のものが多い。 それに対して陸奥湾ではホタテをロープに吊るして海中で育てます。ホタテが生育する海域には植物性プランクトンが豊富な上、動かずに栄養をじっくり吸収するため、貝柱はふっくら、甘みもたっぷり。噛みしめるほどに広がる旨味は格別のおいしさです。

このかぶの栽培に力を注いでいるのが、4代目農家で、30代の若き生産者、村山玲央さんです。村山さんは、夜中の0時と早朝4時の2回に分けて収穫。「日が昇ると水分が蒸発して糖度が下がってしまうので夜中に収穫するんです。葉の鮮度を保つためにも欠かせません。もちろん機会は使えないのですべて手作業です」と語ります。

村山さんは、父親の代から特別栽培として、減農薬・減化学肥料の栽培を行っています。「牛ふんの堆肥を発酵させたりや緑肥を活用したり。自然の力でがんばっていくことにしたんです」。そうして育てられたかぶは噛んだ瞬間からみずみずしさがあふれ出し、なめらかな舌触りとともに、やさしい甘みが広がっていきます。葉っぱの香りも良く、旨味も凝縮されています。
「畑の変化を見るだけで楽しい。育てるのは、自分の子どもみたいなものです」と話す姿には、作物と向き合う誠実さがにじみます。

焼いても、生でも、葉まであますところなくおいしいこのかぶ。土地の力と人の手が生んだ特別な味わいを、ぜひご賞味ください。

生産者:村山玲央
グランメモリー夏泊オーナー:三上山健太
食材についての想い

つながりのなかで提供される特別な食材。
この土地の自然と、人の想いが息づいている。

グランメモリー夏泊オーナー:三上山健太

陸奥湾のホタテ、野辺地葉つきこかぶ──これらの食材を選んだ背景には、『NATSUDOMARI GRAM MEMORY』オーナー、三上山健太の強い思いがあります。
「生まれ育った青森の自然や人の魅力を、もっと多くの人に伝えたい」。その気持ちから、信頼する地元の生産者たちと直接つながり、旬の限られた食材を提供してもらうことができました。

ホタテにも、こかぶにも、この土地の自然の恵み、そしてまっすぐに向き合う人の力が詰まっています。
自然と一体になれるこの場所で、素材そのもののおいしさを味わうことで、旅先での思い出を超えた「土地の記憶」が、きっと心に残るはずです。